さて、何一つ解決していないアライグマ騒動。「えーまじ?ラスカル?」「アライグマってカナダにしかいないんじゃないの?」「えー飼えばいいじゃん」人はそれぞれなのであるが私には無理だ。
新しい業者を探して一からやり直し?
害獣にビクビクするのも、間抜けな業者と根気よく交渉するのも、楽しい予定をそれらに合わせて修正するのも、いやだ!
となれば、この家を出るしかあるまい。
優先順位1 ここから離れる それ以外は我慢するよ。
ともかくこの家を売却してどこかへ引っ越すのだ!
まずは不動産屋である。幸か不幸か昨年末に家の名義を書き換えたばっかりだったので、ポストに投函ではなく私宛の郵送された各社からの「家売りませんか?」「ご相談ください」DMが揃っていた。そんな状況でもなければ相手にされないであろう各社に電話し、一番感じがよく話が通じたA社に決めた。
なにしろ3か月にわたる悪戦苦闘の後である。久々に筋の通った会話ができるだけで気持ちがいい。相場と大差ない数字なのでそれで結構ですという心境である。
お金のないやつだからこそ言うんだろうなぁという「そこで100万200万違っても、それは面倒くさいのでやりたくありません」という私の返答に対して、誠実に確認作業を続ける彼の存在が、家の売却を決定づけた。
優先順位2 賃貸がいい
さてここを出るのは自分の勝手だが、その後はどうする?今回の害獣騒動での一番の学習は、この先独居老人になるにあたり自己責任の範疇をできるだけ狭めたい、ということであった。一人暮らしの自由さは何ものにも代えがたいが、何か発生する度に正面から対応しなければいけない。これが年齢とともに本当に想像以上にめんどうくさいのである。この先ますますそれは進むのであろうから、うっかりするとセルフ・ネグレクトに行き着いてしまいかねない。
一軒家であろうがマンションであろうが所有してしまえばまたすべてに対応が必須になってしまうのであるから、どなたかからお借りするのが正解であろう。「アライグマが出ました!」「床が抜けました!」「雨漏りしてるようです!」と訴えるだけで終了できる大家さんのいる暮らしにしたい。
しかし独居老人にその道は厳しい。ネットで賃貸検索などしたって世の中の相場がわかるだけで無駄であろう。ターゲットは公営住宅である。
入居資格を確認しながら、改めて「あぁ、私はちゃんと低所得者層なんだな」と再確認。それにしては不安なく暮らせていたのだが、公営住宅に入居できるまでは、困ってます感を前面に押し出していこう!

